いえるの日記帳

「いえる」とは癒える、言える、家る場所を提供するお店のこと。店の名前は決まったけどサービスは未定。準備中です。

作って食えればそれでいいんじゃない?

「近くにスーパーがない、八百屋がない誰か売りに来てほしい」

 

その方はどれぐらい元気なんだろうか

どこまでなら出れるのか

買いに行く手段がないのか

代わりに買い物に行ってもらえる人はいないのか

 

少し話を聞いただけで詳細はわからない。

 

でも田舎では近くに店がないから欲しいものが買えない。

よく聞く話。

地方都市に住んで3県目。

大体どの地域でも聞く話。

何をどうすれば解決する問題なのか。

 

・店を新しく作るのか

・移動販売車に来てもらうのか

・交通手段を構築するのか

・配達してもらうようなサービスを創出するのか

・地域の繋がりを新たに作り、その繋がり活用して買い物ができるようにするのか

 

買い物問題について考えられる現時点での僕のアイデアはこんなもの。

でもこの発想だけでは解決できないからみんな困っているんだろう。

 

・店を新しく作る

商圏が狭く、顧客の数も少ないから新たに作ったところで大した売り上げはない。そもそもそういう地域だから店がどんどんなくなっている。新たに店を作るメリットは何もない。借金を生むだけ。

 

・移動販売車に来てもらう

店を作るのと同じ理由

 

・交通手段を構築する

上記2つと大体同じ。人が少なくなると最終的には採算が合わなくなる。

 

・配達してもらうようなサービス

誰が配達するのか?ここがまず一番の問題。人で不足と言われている世の中でこれだけのためにサービスが成り立つとは思えない。

 

・地域の繋がりを新たに作る・・・

これほど難しく、時間のかかるものはないし、予測もできない。信頼の上に成り立つものを頼りにすることほど確実性の低いものはない。結局善意だけでは継続できない。

 

お金と時間と労力に見合うようなサービスがないからみんな困っている。

 

ある地域から別の地域へ何かを移動させようとすると何かしらのコストはかかる。

そこを無視することはできない。

 

となると困っている地域の中でどこかから解決のアイデアを持ってきて、その地域自信で課題を解決するように話を進めていくのが理想的。

そうすればどこの地域でも通用するようなものが出来上がる。

そしてここに出来るだけお金を介在させないようなアイデアであれば尚良い。

儲けを考えると何も立ち行かない。

かと言って善意だけでは継続できない。

 

できるだけ誰も儲けないように、だれかの善意に頼らないようなアイデアがあればいい。

 

そう考えた時に自給自足というのが一番現実的なのではないかと考える。

移動が必要ないし、儲けることもない、善意ではなく自分のために動くだけだから頼るのは自分、続けるか続けないかも自分次第。

 

自給自足のために必要なものは身体。

たったこれだけ。

もっともコストが低い。

もちろん土地がなければ作れないからそこはなんとかする必要があるけど。

 

「農業」と業がつくと儲ける必要があるけど、これは業ではなく、自分のためにつくるものだから、儲けを考えず自分が食べるだけという最小の労力だけで済むから、無理をする必要がない。

自分のために作っていたけど、余剰分が出れば、売るなり、分けるなりすればいい。

一人の人が生きていくために必要な野菜とその野菜を栽培するために必要な土地の面積を計算し、必要な資材等を手配して栽培していけばいいんじゃないかな。

 

これってそんなに難しいことなのかな。

自分で野菜を作っていて、確かに思うように収穫量が上がらない時もある。

でもそれってやるべき時期にやることをやってないということが主で、よほどの天候不良がない限り大体できる。

あとは獣害だけ。

獣害さえなければ野菜は育ってくれる。

難しい話ではないと思うんだけど、元気な人ならだれでもできそう。

 

地域の高齢者何人かでチームを作って、野菜別に担当を分けて、それぞれ自分の食べない分は交換し合うようにしたら良いような気もする。

 

そういう風に上手くいかないかな。

これ誰かに聞いてみようかな。