去年までなんとか早起きをして充実した生活をしたいと思い続けてきた。
二度寝、三度寝常習犯であった僕は早起きできなかった。
仕事に行く直前というか10分前ぐらいに起きるのが日常。
一人暮らしの時は本当にそうで、起きて歯を磨いて、着替えて出勤と言う感じで、
何の余裕もなく朝の時間を過ごしていた。
基本的に夜型人間だという認識でこれまで過ごしてきて、夜寝るのは基本的に日を跨いでから。それより早く寝るのはどうしてももったいない感じがして寝れなかった。
そのくせなんとかもっと朝を充実させたいと思って、アラームを掛けるもののスヌーズ機能を多用していた。
早起きをしたいと思ったきっかけはあの当時流行っていた朝活がきっかけ。
出来るビジネスパーソンは朝活をする、みたいな。
夜活動してたから、敢えて朝も活動する必要なかったけど、朝活という言葉がなんかよくて早起きしたかった。
でも10年以上も早起きをすることはなかった。
一人暮らしではとてもできなかった。
帰宅時間も遅くて、そこから晩飯の準備・洗濯・翌日の用意とかなんとかしていたら、疲れてうたた寝をしてしまい、そこからまた作業するなんていうとても効率の悪いことをしていたので、アラームを掛けただけではどうにもならなかった。
それでも最近は5時台にアラームなしでも目覚めることができるようになってきた。
明るくなってくると自然と目が覚める。
就寝時間を早くして22時を越えることがないようにしている。
それができるのはもちろん妻の協力があってこそ。家事全般を妻が担ってくれているので、僕は家事はほぼ手伝い程度で仕事に集中できている。
あとは本に書いてあった4-6-11の法則みたいなのを意識して行うことで、
結構自然に起きられるようになっている。
前は起きるのに頑張りが必要な感じだったけど、今は自然と起きられる。
早起きは努力や根性のような印象を持っていたけど、決してそんなことではなく、生活習慣を変えることで自然とできるようになるものだなと認識した。
習慣が変わると当たり前が変わるようで、5時に起きても早起きだという感覚ではなくて、それが当たり前というか標準になっている。
あれだけ頑張っていたのがウソのように感じるぐらい、自然に起床できている。
認識の変化というものは気合をかけて宣言して行うようなものではなく、どのようにしていくかという計画を立てて、行動を変化させていくことが大事なのだと言うことを改めて感じることが出来た。
睡眠ということからこんな学びがあるとは全く思っても見なかった。
生活習慣から学べることと言うのは本当はもっと多いのかもしれない。
生活近辺にヒントがあるから、注意深く生活していこう。
大丈夫、きっとうまくいくよ。