どこかでこの言葉を見たんですよね。
「健康はかっこいい」
見た瞬間めちゃダサいと思ったのを覚えています。
言葉がダサイのであって、健康自体を否定している訳ではありません。
健康は何よりも優先されることであり、健康は全てのベースだと思っています。
でも、この言葉がダサく感じるのは、健康ってそういう対象ではないやろと。
かっこいいとかかっこ悪いとか言う物差しで測るものではない。
かっこいいから目指すとかそんなんちゃうやろと。
当たり前にあるもので、かけがえのないものであるのにかっこいいってナニ?
と思うのです。
いわゆる健康的な生活をしていると、周囲からは「めっちゃ健康的やな」とか「じじいか?」みたいな感じで揶揄されることが結構多い。
それが不思議で仕方がない。
睡眠時間を多めにとったり、食事内容に注意を向けたり、運動の時間を確保したり、仕事の時間をできるだけ短くするように努力していることなどを優先していると他者は何をしているのかと思うらしい。
バカにするとまではいかないがやや軽んじられている気がする。
もっと他にやることがあるだろうとか、まだ若いから大丈夫やろ。みたいな。
人それぞれ考え方があるから、健康的でありたいと感じて、そこを優先する考え方があってもいいのではないかと思う。
僕がどれだけ健康というものを意識したとしても「健康はかっこいい」とは思わないけど。
健康に関して最近考えることが多いのだけど、健康って何かなと考えると難しいし、基準とかないし、かと言ってどんな状態でもその人が思えば健康かと言うとそうでもない。
自由度はありつつもその方法は間違っている。それでは逆効果であるとか、健康をめざしているのに健康に関しての話になるとヒートアップする人がいたり、他人のことを批判してしまう人も結構いたりで、めんどくさい話題ではある。
そういうところが結構嫌いでもあったりする。
言葉の意味が曖昧であるために考え方も様々で人によって違いするぎるから、
「私健康のために頑張っています」と強調する人が多かったりする。
所謂マウント取ってくると言う感じの人が多いようにも感じる。
あと健康産業と言われるぐらいなので、ビジネス化されている分野だとも思うので、その辺も僕の気持ちを遠ざけている部分でもある。
健康を売りにすると言うのもどうなのかとか。
と言いつつも健康にまつわる仕事をしたいなと思っていたりと、健康と言う言葉はある意味でカオスを生んでいると言ってもいいのではないかなとか。
気軽に健康について語りにくい世の中にあるのではないかなと。そうなるともはや健康を語っているのに、健康ゾンビみたいな感じになって、逆に不健康な感じにも見えてくる。
だから僕が思う健康観はシンプルにしておきたい。
ということで僕の思う健康観は「元気である」ということだけ。
どんな病気であろうが、どんな身体的な状態に置かれようが、元気そうだったらいいのではないかなと。
散々色々言った挙句にかなり曖昧になってしまい、悔しくはあるけど、厳密にしすぎてもあかんなと思いこんな感じにしました。
また少しずつ肉付けして、そしてシンプルなものにできるといいかなと思っている。
大丈夫、きっとうまくいくよ。