他人に助言をしてくれる人がいる。
特にウェブ上では「○○になるための5つの方法」とか結構見かける。
他人のために有益な情報を伝えていこうとするその姿勢すごいなと思う。
オープンリソース?というのか、そんな風にしていくことで世の中が発展すると。
オープンで行くことで他社も自分もより成長していける。
一人で時間をかけて研鑽していくのではなく、より早く目的に到達するために他者と協力体制を敷く。
すごいことだなと思う。成長の過程での選択肢が増えるということは良いことでしかない。さらに速度も上がるし、視点も増えるとなれば言うことはない。
ただそこには乗っかれないな。やはり人が苦手な僕にとってはオープンというのがすごく苦手。
中々心の扉開かない。無理に開く必要もないのかなと最近ではようやく思えるようになったので、以前より楽にはなっている。
社交的な人に憧れ、そんな風に僕も振る舞ってみたいと思った時期も確かにあった。
でもそのたびに結構疲れていた。というか振る舞えていないけど、なんとかしてその状況を覆すためになんとかしなくてはと脳内会議をひたすらしてフリーズしていたから余計に疲れていたのだと思う。
僕の中で社交的にするということは愛想笑いを上手に使いこなしながら、興味のない話にも上手に乗っかり、時には話題の中心に自分もなりつつみたいな、かなり器用さを求められるものだと認識している。
そんなことできるはずがない、こうやって一人語りの方が僕は楽でいいし、得意なのではないかと感じてきている。だから無理に多くの人がいるところに飛び込む必要はないと思ってここ数年は大勢の場でも一人でのんびりしている。そうすると周りから気を使われるのでちょっと嫌な気もするけど、楽になれる。んで、ちょっと前に出たいときだけ出るようにしている。だから基本的に人の話は聞いていない。
昨日また発見があった。
僕は音楽を聴くのが好きらしい。音楽を聴いていると自然と身体を動かしたくなるし、口ずさみたくなる。それに笑顔にもなれる。その気になって歌手のように振る舞いたくもなる。
そうか音楽が好きだったんだと認識した。
でも最近は車の中で少し聞く程度でほとんど聞く機会がない。
20代の頃はこれでもかと音楽を聴いていた。それはフェスに参加するための予習と言う感じで。だから音楽そのものはツールとしてでしかなく、そこまで聞いて楽しんでいると言う感じでもなかったように思う。
でも最近は音楽を聴く機会が減ったせいか、たまに音楽を聴くとすごく楽しい気分になる。一人でフェスをしているような感じ。
音と身体を動かすと言うことがすごく好きみたい。
酔っぱらったようなぐらいに陽気になれる。
音楽は僕を陽気にさせてくれる。
太陽と植物のような関係かもしれない。
太陽が降り注ぐことで植物は光合成をして成長していく。
それと同じで、音楽が鳴り響くことで僕は健やかになれる。
だから恭平さんが好きなのかもしれない。あの人の作品にはリズムとメロディーのような感じがあるのかもしれない。
読んだり、見たりすると気持ち良くなり身体を動かしたくなる。
あと恭平さんが話をしている時もただ話をしているだけなのに、なんかリズムが取れそうな感じがする。
あの人は常に音を奏でているのかもしれない。だからどんな楽器も上手に使いこなすのかなと思ったり。
やっぱりあの人は天才だなと思う。
僕にとっての太陽ような存在なのかもしれない。
本当に知ることが出来て良かったなと感じている。
これからも恭平さんが生み出す作品に触れて行こうと思う。
大丈夫、きっとうまくいくよ。