いえるの日記帳

「いえる」とは癒える、言える、家る場所を提供するお店のこと。店の名前は決まったけどサービスは未定。準備中です。

蓄積していくことを嫌う

何でもそうなんですけど、続けてやっていくことにちょっと不安を感じます。

普通だと続けることで自信をつけていくのだと思うのですが、僕の場合は逆で続けて行くこと、「このまま続けて大丈夫か?」と頭の中でささやき攻撃が始まります。

と言うのも、続けて何かをやっているとそのためだけに時間を割いている割合が多くなり、仮にそれが何かしらの影響で続けられなくなった時に喪失感が大きくなるのではないかと考えてしまうのです。

人に因るかもしれないけど、喪失感と言うものが人に与えるダメージはことのほか大きい。歯科も外から見れば、そんなの大したことないと思うようなことでも、続けてきた本人にとってはとても大きなダメージになる。それを事前に回避したいがために継続することを避けています。

特に生きがいとなるようなことであったり、生涯の助けになるものみたいなやつに関しては特に避けています。

避けているから、深みが出ないと言うのは仕方ないと思っています。

喪失してしまうより、最初からない方がいいと思っています。

人はあったものが無くなるのが一番ダメージが大きいです。

無くなることに対しての不安が大きい、人生においての一番の不安は無くなることではないでしょうか。そこに一番リスクを感じるのだと思っています。

そのリスクを減らすためには、持たない、続けないと言うことが一番だと思っています。

でも人はどうしても何かを持ちたくなるし、続けることで自信や安心感を得たいと思うのも当然の事。

この辺のバランスが難しいところだと思うし、ここで一番悩む。

 

生きがいになることって大体が昔からやっていることで、昨日始めたことが生きがいですなんてことにはならない。

生きがいがあることは素晴らしいことで、そのために生きると言うことを選択し続けることが出来る。

生きがいが無くなった瞬間に人は年老いるのだとも思う。

だから早いうちに生きがいを持つのがいいとも思っている。

それでもやっぱり抵抗感はある。

だいたい生きがいって、一つでしょ?

一つしか生きがいがないのって、それこそ不安じゃない?

生きがいはあるけど、それを喪失する可能性があるから、他にもやりたいこといっぱいある方がイイと思う。

やりたいこといっぱいあると、深めることはできず、広く浅くにはなるかもしれない。でも全部が一気に無くなることはないから、それはそれでいいんじゃないかな。蓄積されている感はないけど、リスクは回避できている。

 

僕はいつもそんな感じで生きている。

人との付き合いがまずそうだ。

一人の人とすごく仲良くなるということがない、まあ友達がいないとも言えるかもしれないけど、一人の人だとその人と関係が悪くなった時にやりきれない。

一つのところに長期間働かない。

同じところ長く働くと信頼関係が生まれ、仕事が円滑に進みやすいなどのメリットはもちろんあると思う。でもそれが逆に動きにくさを生み出す要因にもなる。お互いが分かっているだけに、いつもと違う行動を取りにくかったり、発想もマンネリ化してくる。それはそれでいいのかもしれないけど、なんか退屈になるというのもあるのかもしれないけど。あと長く同じところにいると確実に後輩が増えてくる。それがちょっとしんどい、その対応を任されたりすると僕の能力では背負いきれない。まあ楽をしたいと言うことに他ならないのだけど、一応理由を付けておいた。

 

一番避けていることは、同じところに住まない。

これは一番僕が恐れていることで、避けていること。

一つのところにしか住まないというのが、怖くて仕方がない。

住むところに関しては、無くなった時の喪失感って、どうしようもないと思う。本当に変わりが効かない。しかも同じところにしか住んだことがないと、他に移ろうという気持ちすら芽生えて来ないから、すごくしんどいと思う。僕にはそんなこと出来ない、辛すぎるから。一つのところに住み続けると、人との関わりも増えてくるし、それが無くなってしまうなんて耐えられない。辛すぎる。

 

蓄積することに関しては、僕は否定的な意見しかもっていない。

でも蓄積することでの良さはわかっているつもり。

人との付き合いなんて、時間を掛けて構築していくもので、時間を掛けた分だけお互いを理解し合って、信頼して、言いたいことが言えるようになる。これほど人生を豊かにしてくれるものはないと思っている。でもそれを失うことに怖さを感じてしまっているので、一歩踏み出すのが難しい。

 

実は真っ当な意見というか、しっかりと意見を持っているように見せて、実はただ怖がりなだけというすごくつまらない結論に達した。

そんなときもあるよな。

しりすぼみ構文。

こういう文章をそう呼ぶようにしよう。

 

テーマを絞って書こうとすると最終的になんやったけってなること結構多いなと思う。

一旦書き始めて、勢いでいっぱい書いて、その上でこのテーマはこんな感じで、じゃあタイトルはこうしようという風に書いた方がいいような気がする。

アーティストがイメージから音を鳴らして、音に合わせて作詞をして、じゃあこの曲のタイトルはこれでいこうみたいな感じが良いのかもしれない。

だってカッコイイから、その方が。

何か下りてきた感があるもんな、そっちの方が。

地道にコツコツやった感じが少ない。

もちろん地道に事コツやる方がいいのだと僕は思っている。でもそれが出来ないから、体質に合わないから、それはしないようにしている。

その場の勢いに合わせて、任せて、バーッと行ってしまった方が気が楽で楽しくできるからそうしている。

これからもそういうスタイルで行こう。

僕には何か決めてから動き出すのが合わない。思いついたことを勢いでやってしまって、後悔する方が楽しい。

楽しい方を選択するというコンセプトでやっていきたいから、文字の入力はちょっと変えるけど、ベースは変えずに行こう。

ダーッと書いて、あとで考える。

 

こないだ自分の生き方を四字熟語にするというのをやってみた。生き方というか指針か。

今のところぴったりくるのは「快活気楽」。

すごくいい感じ。

快活気楽で毎日生きられたらこれ以上のことはないと思っている。

 

大丈夫、きっと上手くいくよ。