いえるの日記帳

「いえる」とは癒える、言える、家る場所を提供するお店のこと。店の名前は決まったけどサービスは未定。準備中です。

あ、覚えてた

けど、風呂入る前に用意したパンツがあったのに、また別のパンツを引き出しから出そうとして振り返った時にそのパンツに気づいた。

そんな毎日ですよね。

忘れることは日常と言っても過言ではない。

忘れることを大事にしているのかもしれない。

それぐらい僕の脳の容量は減っている、もしくは、元々少ない。

今日の覚えておくべきキーワードは、

「ナンガでもモンベルでもイスカでも好きなやつ買っていいで、それにもっと他に欲しいものがあるのならそれにしたらいいし。」

です。

これはここ昨年から始めった趣味のキャンプの中での会話。

寒さ対策として何をするかと言えば色々あるけど、寝袋大事。

寝袋がすごく大事で、高機能のものを買ったらよいという話です。

どれも結構なお値段のするものばかりですが、僕は承認しました。

 

それで思い出すのが、僕は人に承認を出したことを結構忘れるということ。

何年も前の話になりますが、

何かのことで職場の人から許可を求めれられて、その時承認したそうで、

後日、

「城尾さん○○の件ですが、~~~な状況でした。」

それを聞いた僕は、

「(いや、それなんの報告?)そうなんや。」と

適当に返事してから、

「(何かわからんけど)上手くいきそう?」と

また適当に返事して、相手が

「微妙ですけど、やってみようと思います。いいですか?」

「ええんちゃう?」という感じで返事しました。

大方何かよくわかってないけど、承認をしたのは僕で、

報告してくれた人は悪気が無いわけで、

せっかく報告してくれたのだから、また承認した方がいいかなと思って、承認しました。

 

こんなことはよくあることで、何回もたぶんあった。

そこでそんなん聞いてないでと言っても混乱するし、

訂正させるほどのことでもなさそうやし、まあえっかってやってました。

それでもそういう場合って結構なんでも上手くいくようで、

そうなると分かってからは、僕の返事は、

「ええんちゃう。」のほぼ一択です。

承認さえすれば大体みんな上手くやってくれます。

中々の放任主義です。

納得いかない時は言いますが、9割方承認です。

そっちの方が早いし、上手くいくという経験を得たから。

 

あとはそんなに何回もあったことがあるわけでもない人から、

「あの時、城尾さんに○○と言ってもらって良かったです。」って言われた時、

「(いや、何のこと?人からの相談受けないけど)そうなんや良かったねって。」

適当に返しました。

あ、違うな。

「何それ?」って言いました。

だって全然覚えてないんだもん。

たぶんその時も特に話は聞いてないけど、色々話しかけてくるから、

「ええんちゃう」って言うたんだと思います。

それでもその人は僕に感謝してくれてたから、それで置いておけばよかったんですが、

マジで何の話をしているんだこいつは?と冷静になってしまったので、

つい「何それ?」とマジのトーンで言ってしまった。

あれは大人げなかったな。

でもそんな僕の人間性を理解していない彼が悪かったのです。

僕はそんなに情に厚い人間ではないのです。

でもそんな風に捉えらえると、

つい言いたくなるんです。

マジの顔をして「何それ?」って。

今となっては悪いことしたなと思っています。

それは彼の美談であって、僕が覚えているかどうかなどどうでも良かったのです、

彼は僕にその「○○」ということを言ってもらって良かったなという思い出に浸りたかったのです。ただそれだけだったのです。

にもかかわらず、というかそれがひしひしと伝わってきたからこそ僕は言いたかった。

「何それ?」と。

お前の思い出に俺を巻き込むんじゃないと。

あー冷たい。

こんなどうでも良いエピソードは覚えておけるんですよね。

バカですよね。

そうなんです。

バカなんです。

でもそれも時々忘れてしまうんですよね。

だから同じ過ちを繰り返すのでしょう。

そうやって反省をしても、

明日には忘れているかもしれない。

今日は書くの忘れずに済みました。