いえるの日記帳

「いえる」とは癒える、言える、家る場所を提供するお店のこと。店の名前は決まったけどサービスは未定。準備中です。

初の海外旅行はすごくたくさんの経験をくれました。

たぶんこれは一回では書ききれないと思います。

それぐらいたくさんの経験をすることが出来たと思います。

それが良いとか悪いとかではなくて、まあ発見が多かったということかな。

 

だって国内やったらふっと思い立って、さっと行けるけど。

海外はまずふっと思い立っても、さっと行けへんもんね。

 

まずパスポートから。

そんなん普段の生活でいらんもんね。

国内で生活してたら免許証か保険証でなんとかなるもんね。

それノーマルで大体の人持ってるし。

ていうか旅行行くときにこの二つなくたって行けるもんね。

 

京都やったら、そうだ京都へ行こうって思った1秒後には行けるけど、

海外はパスポート発行しないといけないんだって。

そこからのスタートでした。

写真撮って申請してもすぐくれへんし、

何週間かまったかな。あんま覚えてないけど。

 

ほんでパスポート発行当時の僕がこちら。

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タイ旅行の当時の私

そうですこの当時は病院で働きつつアフロでした。

アフロで髭も蓄えていた不届き千万な輩でした。

こんなやつ担当になったら不信感しかないですよね。

そんな感じで当時は働いておりました。

 

こんななりで旅慣れてる感じですが、

全くの初心者。

そして、ただただバックパッカーという言葉に憧れて旅に出た、

完全なるミーハー的存在でした。

 

この前年に与論島を訪れ、

惨憺たる結果に終わったのですが、

当時の職場に旅好きな先輩がおられまして、

その先輩に触発されて海外旅行をすることになりました。

 

本当はインドを目指す予定でしたが、

インドはちょっとハードルたけえなと思って、

「今回はまだインドに呼ばれてないから」とか

意味不明な言い訳で似た感じでもう少し行きやすそうなタイにしました。

 

飛行機に乗るのもこの旅行の時点でまだ4回目ぐらいで、

まだ手続きにも慣れていませんでした。

ましてや国際線とか余計にわからんし。

まだその当時ググるという言葉が隆盛する前だったから、

僕の頼りはグーグル先生じゃなくて、

地球の歩き方でした。

この本中身あるようで、ないというか。

結構心もとなかったように思います。

なので、ある意味ぶっつけ本番でした。

 

機内食の対応となんかよくわからない紙の記入にめちゃくちゃテンパりました。

 

機内食なんて食べたことなかたったので、

CAさんがなんか話かけてくるけど、とりあえずフンフンとYesで対応しました。

この機内食で僕が一番テンパったのは、

カップに入った水」

だって水ってボトルに入ってるかコップに入ってるやつしかみたことなかったのに、

プリンのカップみたなやつに封されて入ってたから、何用?????ってなりました。

 

何も情報がない。

今頼れるのはこいつだけやと思って、地球の歩き方開きました。

当然のごとく地球の歩き方には現地のことは書いてありますが、

機内食のことには触れられてませんでした。

そうですよね。タイトルが機内の歩き方ならまだしも、

地球の歩き方を解説してるんだから。

 

落ち着け俺と冷静を保つように自分に話しかけながら、

しばし考えてみることにしました。

 

高級レストランにあるフィンガーボール的なやつかな?

いや、でもお盆の上にある食材で手が汚れるようなものはないし。

ていうかそもそもこの飛行機タイ国際航空やし、そんなんちゃうやろ。

とかとか必死に頭を巡らせましたが、わからず。

とりあえず放置して様子をみることにしました。

 

そしたら他の席に座ってる人が蓋を開けて飲んでる!!

えーーーっ!それマナー違反ちゃうの?

フィンガーボールの水飲むって、日本人のテーブルマナー知らん人がやってまうやつ!

とか思ったけど、その人以外も飲んでました。

おそらく機内が揺れるから、蓋つきのカップに入ってたんかなと。

 

そんなテンパる事件が起きたあとやったか前やったかに、

いきなりたしか黄色の紙が配られました。

えっ?ナニこれってなりますよね。

聞いてないしって。

ていうか飛行機乗るのに文房具持ってきなさいとかも聞いてないしって。

 

しかしそうも言ってられない、隣の人は当たり前のように

スラスラと書き始めている。

 

探してもないのわかってるけど、機内に持ち込んだ鞄の中をひたすらに探したけど、

ペンはない。

紙を見ながら茫然としていました。

 

これはまずいと思って、

唯一の情報源地球の歩き方を開くことにしました。

なんかそれっぽいこと書いてるけど、それちゃうねん。っていう情報しか教えてくれない。

 

そんなテンパった様子を察したのか、哀れに思ったのか、

隣の席の方がポンポンと僕の肩を叩き、ペンを差し伸べてくれました。

世の中捨てたもんじゃないなとこの時思いました。

その方に説明を聞き、事なきを得ました。

 

まだ現地着いてませんからね。

行の機内だけでこれだけの事件が起こりました。

今回の旅行も事件だらけです。

次回につづく。