いえるの日記帳

「いえる」とは癒える、言える、家る場所を提供するお店のこと。店の名前は決まったけどサービスは未定。準備中です。

退職者が後を絶たない

いや~、すごい会社に入ったものです。

世間的に見れば普通なのかな。

人の出入りが多い、業界ではあるにしろ多いと思います。

今の会社に入職してから今年で3年目。

社員数は全体で30人ほど。

自分が所属する部署の人数は10人ちょっと。

入職直後は、当然ですが僕が一番入職が遅かったです。

それが気づけば、入職順で言うと5番目です。

半分が退職しました。

他の部署も含めれば全社員の半分が退職しました。

退職と同時に入って来られる方もいるので、全体の人数に差はほぼありませんが。

 

これまでに4つの職場を経験していましたが、ここまで人の出入りが多いところはありませんでした。

これだけ退職者を出すと言うことはおそらく会社側に問題があるのではないかと思います。

経営方針の問題もあるし、採用の仕方にも問題があったりするのかなと。

まあそれだけではないような気もしないけど、とりあえず問題が満載かなと思います。

 

僕が経験したこれはまずいんじゃないかなと思う点を簡単に述べておきます。

 

面接で結構うそつく。

僕は今の職種では、若手ではなく中堅ぐらいの経験年数があります。

しかし、何かに特化して学んだ経験はなく、現在の会社の業務においてはやや劣る部分があるかもしれないという話をしたところ。

社長からは、経験豊富な社員が多く、教育制度もあり、経験が不足している社員にも十分に対応できるように体制は整えてあるという話を聞かされていました。

実際のところは、経験豊富な社員は2人しかおらず、教育制度などは存在していませんでした。

まあ今のところはなんとなかなっているけど、新人や若手が入ってくるとかなり苦しみそうな感じがする。

もちろん給料面での話も面接でしたところ、試用期間はなしで最初から給料は全額支払うと言うことでしたし、契約書でも試用期間中の給料の記載などもなかったのですが。

初回の給料明細を見たところ、提示された給料の半分の金額が記載されていました。

さすがにこれは看過できないので速攻で社長に面談を申し入れ回避できました。

 

幹部職員だけ金銭面での余裕感がすごい。

昨年度末、前年の会社の業績が低下しており、幹部級以上は役職手当をカットしたが、間に合わず、社員からも給料の一部をカットさせてもらうという報告がありました。

給料カットなんて働き始めてから聞いたことないし、この業界でそんなことがあり得るのかと耳を疑いましたが事実でした。社員の動揺はものすごいものでした。

しかし、そんな話をする数カ月前に社長は新車で出社し、その数か月後にまた新車を購入し、それまで乗っていた高級外車を弟である副社長に譲るという事実が発覚しました。さらには4月から新しく幹部職員が入社し、幹部職員もいきなり、国産の上位クラスのSUVを貸与されていました。

いやいや、そこは建前でも慎ましくしとけよと。社員はそういうところ見てるぞと。

 

一部分だけ申し上げましたが、社員って結構細かいところ見ていると思うんですよ。

しかも中小企業では簡単に幹部職員の立ち居振る舞いが分かりますので、尚更です。

その辺りが分かってないのかなと感じます。

ちょっとの気遣いで社員の態度も変化してくると思いますが、その辺りは彼らに伝えたところで、おそらく無理。別言語を使っていることと思います。

 

退職者が後を絶ちませんが、特に悲壮感などはありません。

僕はしっかりと給料をもらい、休日が取れるようであれば何も問題はないので、ひっそりと会社員生活を続けて行きたいと思っています。

会社に対して反旗を翻すような意思は全く持ってありません。ゆるやかに生きて行こうと思います。

 

大丈夫、きっとうまくいくよ。