ここ数年というか、仕事を始めてからずっとだと思うけど、身体の状態がいかにすれば良い状態になるのかとか、良い状態を保てるのかということを考えているような気がする。
考えているというよりも迷走していると言った方が正しいかもしれない。
状態を改善する方法が見つかればをそれを試し、また違うものがあればそれを試し。
あーでもない、こーでもないと模索を続けている。
良い状態に成りたい、保ちたいというよりは試すことに重きを置いている部分もあるかもしれない。
さらにはより簡単で、より続けやすい、より自分に合った方法を探している。
10数年やって来てようやくわかったのは、絶対はないということだけ。
ただ唯一の最高の方法なんてないということしかわかってない。
というのも、そもそもがベストコンディションの基準がないこと自体が問題なのにそこに全く気付いてなかった。
基準がないのにもっと良くなりたいと言っても、タイム計測してないのに100m走の練習をひたすら繰り返し、もっと早くなりたいと言っているのと変わらない。
感覚的に良くなった、悪くなったというのではいつまで経ってももっともっとと、より良くなる方法を求め続けてしまう。
そうではなくて、ある一定の基準を設けて、この状態が自分の良い状態であり、この状態を維持するためにはどうすればいいかと方法を模索していくことが必要だった。
このことにもっと早く気付けたらよかったのに。
まずやるべきはなんでもいいから基準を設ける。
その基準を元に状態を維持・向上させるための良い方法は何かということを模索していく。
良い方法を探し続けることも大事だけど、基準を随時見直すということも大事。
設けた基準がベストコンディションを表すのに相応しいかどうかも検討しないと、刻一刻と状態は変化するから、無理な基準を設けている可能性も十分にある。
そうやって少しずつ微調整を繰り返しながら、その時々のベストコンディション目指せばいいのかと思うと少し安心する。
20代のベストコンディションと40代間近のベストコンディションが同じな訳がない。
もちろんいつまでも若い状態を保ち続けられるのが理想ではあるけど、理想と現実は違うし。
人の身体は自然の一部だから時と共に衰えていく部分はたくさんある。
それを受け入れながら、ベストを保ち続けられればなと思う。
まずは基準か。