いえるの日記帳

「いえる」とは癒える、言える、家る場所を提供するお店のこと。店の名前は決まったけどサービスは未定。準備中です。

日課が生活を落ち着かせる。

そんな大したことではないんだけど、最近ようやく日課が固まってきた

色々手を出し始めては辞めの繰り返し。

どれもやると良いものばかりで、目移りしてしまう。

一個始めると別のやつが気になりだして、人が良いと言えば飛びつくみたいな。

そんなことを繰り返していた。

だってより良いものをという欲求って必ずありますよね。

だから日課以外にも仕事のやり方に関しても同じで、

この方法が優れていると言えばその方法を学び、また新しいものが出ればそれに飛びつくというような、言うなれば流行を追いかけると言うことをひたすら繰り返してきた。

でも口では流行モノを追いかけるのはちょっとダサいとか言いつつ。

仕事を始めてから本当にその繰り返し、でもようやく落ち着きそうな気がしてきた。

無駄がだいぶ削がれてきているような気がする。

何がしたいかがようやくわかってきたのかもしれない。

この言葉も結構繰り返してきているような気もする。

この言葉を発した瞬間に次の興味が湧いてくると言う怖い癖がある。

なので言わない方がいいのかもしれないけど、一区切りつけるためにも言っておく。

 

で、現在の日課なんだけども、大体夜は22時前後に就寝する。

就寝を起点に生活を考えている。たぶん。

んで朝は5時半ぐらいを目標に起きる。最近は5時半前に目覚めることもあって体調は良いような気がする。

起きてからパソコンに電源を入れ、飯炊きと湯沸しの準備を始める。

早起きするようになってから飯炊きは土鍋と決めている。土鍋で炊くご飯は最高に美味しい。というか美味しいような気がするし、土鍋でしかもガス火で炊くのはやっぱりありがさも違うんじゃないかな。時間も計らないといけないし、手がかかっているような錯覚に陥る。さも自分がやったような感じがあるから良い。その体験が味を美味しくしているよう気がする。電気釜でやる方が圧倒的に簡単と思っていたけど、土鍋も意外と簡単で。中火から強火で鍋蓋の穴から湯気が出るまで炊く。湯気が出た後は弱火で9分。たったそれだけ。あとは蒸らして完成。なのに美味しいってやらない訳にはいかない。蓋開けた瞬間の湯気も最高。

湯沸しは南部鉄器で。これも電気ポットでやれば勝手に適温に沸かしてくれるし、保温もできるから便利なんだけど、お湯が沸くまで待つという行為が良い。たまに湯が吹きこぼれてしまうこともあるんだけど、それでもなんかありがたい訳ですよ。あー沸いたみたいな。気づいたら勝手にやってくれているというのではなく、意識して沸いた時の沸いた感。臨場感あります。オーディエンスが湧いたみたいな感じがある訳ですよ。手作り感が当たり前の日常をより良くするということかもしれない。

20代の頃は全自動で時短みたいなことが最優先され、自分のやりたいことに対して集中できるように生活はあまり重視していないというか、後回しやったけど、30代後半を迎えその辺りの認識がちょっと変わりつつあるような気がすることを日課が変化することによって感じている。

新生活が捗る逸品ということで、土鍋と南部鉄器をオススメしたいけど、捗るという点においてはちょっとずれるかもしれない。どちらかというと地に足つけるために作業に集中するというか、一息つくためにおいてこの二つの道具は優れているのかもしれないなと感じる。スローダウンしたいときにオススメです。

 

お題「#新生活が捗る逸品」