いえるの日記帳

「いえる」とは癒える、言える、家る場所を提供するお店のこと。店の名前は決まったけどサービスは未定。準備中です。

自分にはどんな薬をつくろうかな①

 

自分の薬をつくる

自分の薬をつくる

 

 またやってきました。

坂口恭平さんネタですね。最近のところインプットはこの人の情報しかしてないぐらいに、坂口恭平さんに熱狂しています。おそらくファンです。今風で言うところの推しというやつですね。そんなライトな感じで見ていますので、ご心配なく。決して入信した訳ではないので。でも坂口さんが開祖したら入信してしまうかもしれませんね。

まあそんなことはどうでも良くて、この本の内容と言うか感想ですが、まずは面白い。なんせ面白い。読み物として僕は笑えました。設定を良く理解していなのですが、坂口さんがワークショップを開いて医者役を演じて、参加者が患者役を演じるということで話が進み。参加者の悩みを聞きながら、坂口さんが処方箋を出すというのが大枠の流れです。対話形式で話は進み、一人の診察が終わるごとにその内容に関して説明が入るというような感じでした。実際に行われたワークショップを本にしたというのではなく、架空のワークショップではないのかなと思うのですが、どうなんでしょうその辺よくわかりませんし、その辺はどうでも良いのかもしれませんし、僕はどうでも良いかなと思っています。そんな些末なこと気にしてたら、内容入ってこないと思うし。

自分の薬とは何かと言うことなんですが、坂口さんの説明ではたしか、薬とは毎日飲むもの。じゃあ毎日していることも薬になるんじゃないかと、毎日していることも身体に良いことなんじゃないか。じゃあ毎日やっている日課も身体によいということになるかもしれないから、その日課を色々と考えてみて、自分に合った日課=薬を作ってみるとよいのではないかみたいなことを言っていたような言ってなかったような。

そんなあいまいな記憶です。でも面白かったから良いんです。僕は薬できるだけ飲みたくない派です。くすりはリスク。効果のある面と副作用と両方含んでいる。というか効果自体が副作用みたいな。薬の原料は石油製剤であると。まあインターネットのその辺の情報を適当に調べた情報でしかありませんが、マイナスイメージ持ってます。というか病院自体をあまり信用していないところがありますので、その信用していないところから出されるものをおいそれと飲みたくないというところおあります。確かに病院が必要な人もいるので全面的に否定するわけではありませんが、出来ればお世話になりたくないと思っているのです。なので、できるだけ頼るということも避けたい。となれば自力でなんとかする方法が必要である。ということで自分の薬を作るという考え方が良いですよね。しかもそんなにヘビーに考えるわけではなく、「薬=日課」というライトな感じがいいです。軽やかな発想というか、おそらくこの発想に至るまでには坂口さんは相当大変だったとは思いますが、アウトップトする時は軽く説明してくれるところが良いですよね。重く話すぎない。そんな感じで本書は進んでいきます。

その中でも印象に残っているのは「企画書を書くという薬」「将来の夢はいますぐ叶えてみる」「自閉という方法」の三つですね。

今目次見返したんですけど「○○の薬」って書いてあるのは、「企画書を書くという薬」だけですね。そうやったけ、僕の記憶がおかしくなってんのかな、「自分の薬をつくる」という本やのに一個だけってそんなことあるのかな。でもそこがまたいいんですよね。一貫性のある中で実は全然違うこと言ってしまったりとか、あっちこっちに話が飛んでいく感じとか疾走感ということで表現していいのかわかりませんが、流れがあるのでなんかいいんですよ。あっちこっちに言っているようで、どの文章にも説得力があって、適当にやっているようでいて、適当でない感じがする。実際はどうかわかりませんけどね。ほんまに適当にやっている可能性だって0ではない訳ですから。逆に全部適当にやっててここまで人を熱狂させることができるとしたら、それは天才でしかないですよね。天然でやっちゃってるんですから。そんな人っているかな。

坂口さんの場合はどっちもかもしれませんね。狙ってやっていてすごいのと狙ってないのにすごいのとどっちもありそう。あれだけ頭かしこいのにあほそうに振る舞ったり、めちゃくちゃなこと言ったりするのに知識の量はありえないほどすごいし、創作する量が尋常じゃなかったり。多才やし、褒めるところばっかりなんですよ。めちゃ褒めてしまってますね。これが坂口さんが言う褒め男パシーやな。完全に今パクリました。パクらせて頂いてありがとうございます。ホメオパシーやってる人って結構クセ強めな印象がありますが、こんな感じで緩く言ってもらえると助かります。何が助かるのかはよくわかりませんが。

感想に戻ります。

「企画書を書くという薬」

これは実際に行動は起こさないけど、一度細部までやり尽くしてみると言うことでした。どうしようともやもやしてて、何が本当にしたいことかわからないみたいな時に、過去にこんなことやってみたかったなと言うことに関して、詳細に調べつくしてやってみると言うことです。例えば、喫茶店やりたいなと思ったら、どの辺りに店を出したいか考えて、その近辺に良い物件がないか実際に不動産屋を訪れる。そして、良さそうな物件があれば内見を申し込む。内見時に細かく寸法を測り、どこに何を置くかとか実際に図面を書いてみる。それは詳細であればあるほど良い。条件面に関しても不動産屋と細かく交渉をしても良いかもしれない。俺は本気でこの喫茶店をやるんだという気持ちでどの作業にも取り組むことが大事で、不動産屋と交渉する時も本気で交渉する。ここが大事みたいです。そして契約はしない。一旦持ち帰って検討しますと変える。そして、家に帰り企画書を作製する。そして完成した企画書は一旦しまう。とここまでやってみたらいいと書いてたような。実際やってみるということが大事なんでしょうね。本気でやるとかそんなんじゃなくて、やるということが何より大事。その瞬間をワクワクしながら手を動かし、身体を動かし、行動してみる。何もしたいことがない訳じゃない。興味のあることは何かしらあって、試してみると実は興味が新たに湧いてくるかもしれない。ちょっとした動機であったり、過去にこんなことに興味があったとかそんな些細なことを大事に耳を傾け見ることが大事みたいな感じやったと思います。

僕的に結構書いたな。今日はもうこの辺でやめとこかな。

外も結構明るくなってきたし、出かける予定もあるからこの辺で今日は失礼します。

明日もこの内容で書こうかな。

分からんけど、引き続き坂口恭平さんネタですね。

また昨日も坂口恭平さんの本2冊ポチったから楽しみです。