いえるの日記帳

「いえる」とは癒える、言える、家る場所を提供するお店のこと。店の名前は決まったけどサービスは未定。準備中です。

浪人したけど、ほぼ記憶がない。あの一年なんやったんやろ。

無謀な挑戦をして浪人時代へと突入した訳なんですが、

受験失敗したのは、

志望校のレベルと自分のレベルに乖離があったのは言うまでもないのですが、

もう一つありまして、

これは完全に言い訳ですが、

筆記試験と面接試験が実際にはありまして、

その面接試験である質問がでました。

その質問とは、

「あなたを動物に例えると何ですか?その理由も教えてください。」

というものでした。

受験生が4人横並びに並んでいて、僕の順番は3番目でした。

こういう時って大体哺乳類が多いんじゃないかなと僕は予想して、

何しようか頭を巡らせていました。

1番目の人はパンダとかなんかおっとりとした感じの動物だったと思います。

そして、2番目の人が言った言葉に僕は衝撃を受け、頭が真っ白になりました。

その方は「マグロ」と答えたのです。

僕の中では意外すぎて、えー!?ってなって笑いを堪えるのに必死になったんですけど、その理由がまた意外でして、

「勢いがありひたすらまっすぐなところがあるからです。」って。

それってイノシシの方が良くない?って思って、

その言葉四字熟語にすると猪突猛進って言葉そのままやでって。

そこちゃうやろ!と謎に心の中で突っ込み入れてしまい、

自分の回答がすっ飛びました。

結果、僕は犬と答え、理由は弱い犬ほど良く吠えるからです。っていう。

自分を卑下し、かつ謎の回答をしてしまい、

筆記と面接の両方の失敗で見事に散りました。

 

そんな散り方やったんですけど、

理学療法士になるということは変わらず思っていたので、

浪人することにしました。

春から「Yes,I can 神戸セミナー」というマイナーな予備校に通い毎日通い、

朝から晩までひたすら勉強しました。

入ってすぐに割と成績上がってきたから、

講師との最初の面談で、「せっかくやから国公立目指します。」という謎宣言して、

7月くらいからいきなり科目数増やして、国公立大学を目指すことにしました。

基礎のない自分は当然のごとく勉強量が半端でなくなり、めちゃくちゃしんどなりました。

9月ぐらいから息切れし勢いが失速し始めて、とても国公立目指せるレベルではなくなり、記念受験的な感じでセンター受けて、見事に散りました。

そこで現役時代に目指した大学に目標を改めて、

教科数を絞り、そこから盛り返し得意な英語と国語で受験すると決めていたのですが、

講師の「理系の大学に行くんやから理系科目で受けなあかんよ」と言われて最も苦手な数学を選択することになりました。

それを言った講師を信頼している訳でもないのに、なぜその言葉を信用したのか今でも謎ですが、従うことにしました。

マークシート方式のテストでしたが、問題見て1秒で落ちたとわかるぐらいに1問も自信を持って答えた問題はなく、その後の面接がどんなこと聞かれたか全く記憶にありません。

たぶん、この1年なんやったんやろと頭の中でぐるぐる回ってたと思います。

 

浪人で受けた試験はセンター、四大私学3校、専門学校1校。

ミスり続けて最後の最後に受けた専門学校にギリギリ拾ってもらいました。

結果、専門でええ出会いが会ったので良かったなと今は思います。

専門行ってなかったら今の人生はまずなかったなと。

それぐらいありがたい出会いがありました。

 

結果オーライでやらしてもらってます。

 

でも唯一後悔というか残念だったのは夢のキャンパスライフを送れなかったこと。

学祭とか芝生でランチとかしたかったな。