今やっている仕事が好きってことほど幸せなことない。
社会人になると一日のほとんどの時間費やすわけですから。
少なくて定時で上がれてもだいたい8時間、一日のうちの三分の一も費やしています。
その時間が好きなことできるってどんだけ幸せか。
でもその好きに遭遇するってなかなか難しい
この映画見たときほど職人がかっこいいって思ったことない。
二郎さんの仕事に対する想いは果てしない。
寿司に対して飽くなき追及をされています。
10年近く前に映画館で観たので詳細なところははっきり覚えてないけど、
たしかこんなこと言ってたような。
「自分の仕事に惚れなきゃいかん。」って
仕事が好きだの嫌いだの言ってるうちはまだまだ、
そんな甘いもんじゃないって、
与えられた仕事に対して好きとか嫌いじゃなくて、感謝しろと天職と思え。
どうやったら惚れられるか考えろと。
二郎さんが働き始めた時代と、今は時代が違って、めちゃくちゃやりたい仕事を選べるとは限らない時代だったのかもしれないので、こんな発想になったのかもしれません。
(たしか二郎さんはすし屋に丁稚奉公に行ってたかなんかやったと思うので。)
でも、その仕事に対してお前は本気で向き合った結果嫌いと言っているのか?
お前が中途半端にやってるから嫌いとかぬるいこと言ってんじゃないの?と
そんな風に言われているような気がしました。
僕は元来職人への憧れが強いので、この映画を見終わったあとは感化され、
たぶんめちゃくちゃ仕事頑張ってたと思います。
あ、違うわ。
この映画みたちょい後に仕事辞める決意してたわ。
ほんで、ワーホリのビザ発給に向けて行動してたわ。
で次の年ワーホリでフランス行ってすぐ帰って来てたわ。
全然感化されてなかった・・・
人ってそんなすぐに変われないもんですね。
鍾乳石のごとくちびちびしか変化できてません。
それでも日々変化できているということを後で振り返ると感じてるから、
まあ良いとしよう。
成長はどうかしらんけど、日々変化はしています。