今日はとても暑かった。
夏っぽくなってきました。
夏が来ると結構な確立で思い出すことがありまして、
それは何かと言いますと高校野球のことです。
僕、実はこう見えて(どう見えて?)高校まで野球やってました。
丸坊主にしてました。時には五厘刈りとかもやったりしてました。
野球してましたって言うと割と意外やなって言われることあります。
じゃあ何やったら、ポイのって思うけど。
思い出すのは自分自身の高校野球最後の試合。
たしか7/21の試合でした。
球場は当時オリックスブルーウェーブが本拠地として使っていたスカイマークスタジアムでした。今はほっともっとなんとかというらしい。僕の中では今でもグリーンスタジアムという名前がなじみ深いですが。
あの日はめちゃくちゃ暑かったように記憶しています。
たしか、あの夏一番暑かったとか、そうでなかったとか。
暑さに弱い僕は試合前からかなり消耗していました。
しかも相手は格上の私学の高校。緊張MAXでした。
ヘタレな僕は名前負けしてました。
僕のチームは平均的な公立高校。
その日はこちらのプラン通りに試合が進み、7回裏まで勝ってました。
8回表に同点に追いつかれてから一気に浮足だち。
9回に勝ち越し2ランホームラン打たれてそのまま負けました。
僕はこう見えて(どう見えて?)キャッチャーやったんですけど。
正直僕のせいで負けたと思っています。
まあ実際はそんなことないかもしれませんが、そう思ってて。
だから今でも思い出すんだとろうなと。
甲子園出場が懸かった試合ならなんかカッコつきますけど、
この試合は2・3回戦ぐらいだったと思います。
何かに取り上げられるような劇的な試合でもなく、新聞に点数結果がちらっと載るぐらいの試合です。
それでも僕にとってはいつまでも記憶に残り続けています。
他人にとっては大したことないものでも、自分にとってはとても意味があったり、大事だったりすることってありますよね。
こんな試合のことを他人にどれだけ熱っぽく話しても、「県大会のしかも2とか3回戦のことやろ?」ってなりますよね?というか僕だったらなります。
「まだそんなこと覚えてんの?」とか「それがどうしたん?」とか言いそう。悲しい性です。でも共感というものを持ち合わせてないから仕方ない。
でも、これが県大会の決勝とか、日本一を決める試合だとか、世界一を決める試合のことだとしたら聞く人の捉え方も変わってくるんじゃないかな。
話をする人のこととか、背景とかをよく理解できていれば話の聞き方も変わってくるけど、よく知りもしないのに共感をするというのは中々に難しいのではないかなと。
単語レベルですごいインパクトのある言葉が出てきたとしても、どれだけ饒舌に話ができるひとであったとしても、よく知らない人の話はあんまり入ってこないんじゃないかな。いわゆる他人事になってしまう。
でも辛い話や悲しい話だった場合なんかは、すごく共感できると言った方が良い人になった感じするし、印象は悪くない。逆に共感できないと言ってしまったら、印象は悪い。共感できないと思っても言葉にする必要はないけど、過度に共感できるとアピールする必要はもっとないんじゃないかな。
辛いという事実は確かに認識している。でもどこまで辛いのかはわからない。
その人にしかわからないことがあると僕は思っている。
そう思うから共感できないのかもしれない。